Apple、アプリ開発者が主役のリアリティ番組「Planet of the Apps」制作へ
Appleが、アプリ開発者とそのアプリが主役のリアリティ番組(台本や演出なしの素人出演者番組)を制作する。タイトルは「Planet of the Apps」で、現在出演するアプリ開発者を募集中だ。
米Appleは米新興コンテンツ制作企業Propagate Contentとリアリティ番組「Planet of the Apps」を制作する。Propagateが7月12日(現地時間)、出演者募集の告知を出した。米国の18歳以上の合法居住者はこちらのページからエントリーできる。
この番組(タイトルについての説明はないが、恐らく「Planet of the Apes」のパロディ)は、「アプリとそのクリエイターについての新シリーズ」で、出演するアプリ開発者は「テクノロジー業界の影響力のあるエキスパートからのアドバイスや著名ベンチャーキャピタルからの出資、AppleのApp Storeでの特集コーナーでの紹介」などを獲得できるという。
もちろん、対象となるのはAppleのOS(iOS、macOS、tvOS、watchOS)向けアプリのみだ。
募集期間は7月12日〜8月26日で、応募者は10月21日までにβ相当のアプリをアップロードする必要がある。撮影は2016年後半から2017年初頭にかけて、ロサンゼルスで行う。放映時期や形態(大手CATV局で放映するのか、例えばNetflixなどに対抗する独自ストリーミングサービスを立ち上げるのか、など)はまだ不明だ。
番組のプロデューサーはウィル・アイ・アムとPropagateの共同創業者であるベン・シルバーマン氏とハワード・T・オーウェン氏。シルバーマン氏は米NBCの人気ダイエット番組「The Biggest Loser」で知られる。オーウェン氏は素人料理対決番組「Master Chef」を手掛けた。
両氏は発表文で「App Storeには200万本以上のアプリがあり、新しいアプリが毎日公開されている。Planet of the Appsはアプリ開発者に世界にアイデアを発表し、ブレイクスルーするチャンスを提供する」と語った。
Appleのコンテンツ制作については2月、ドクター・ドレ主演のテレビドラマシリーズを製作中とのうわさが浮上した。
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