「アメリカ放題」キャンペーン終了、突然の高額請求に悲鳴 ソフトバンク「柔軟に対応する」
「アメリカ放題」が知らない間に終了し、高額請求が来た――ソフトバンクユーザーの間でこんな悲鳴があがっている。ソフトバンクは問題を把握しており「柔軟に対応する」という。
米国滞在中に通話・ネットが使い放題になるソフトバンクの「アメリカ放題」が知らない間に終了し、高額請求が来た――米国と日本を行き来するソフトバンクユーザーの間で、こんな悲鳴があがっている。ソフトバンクは問題を把握しており、高額請求に困っているユーザーには「柔軟に対応する」という。
アメリカ放題は2014年にスタート。米Sprintのネットワークを活用したサービスで、iPhoneやiPadなど対象機種を使っている日本のソフトバンクユーザーが、米国内で電話かけ放題/パケット使い放題になる。
料金は、(1)「スマ放題」で月間データ量5Gバイト以上のユーザーは無料、(2)それ以外のユーザーは月額980円――だが、「キャンペーン期間」として6月末まで、(2)のユーザーも申し込み不要・無料で利用できた。
7月1日以降は(2)のユーザーのみ、申し込みと月額料金が必要になったが、それを知らずに米国で通話やネットを使い、高額の請求を受けたというユーザーが続出。「突然1万円以上の請求が来た」など高額請求に困惑する声がTwitterなどにあがり、騒ぎになっていた。
ソフトバンクによるとキャンペーンの終了は、Webサイトで6月7日から案内してきたほか、6月24日時点で米国にいるユーザー全員にSMSで案内、24日以降米国に到着し、Sprint網に接続したユーザー全員にSMSで案内したという。
ただ、キャンペーン終了を知らずに米国で通話・ネットを利用し、高額請求に困っているユーザーに対しては、「柔軟に対応する」としている。対象となるユーザーの範囲や具体的な対応内容については明らかにしていない。
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