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関西の駅に宅配ロッカー、京阪電鉄が推進 再配達を削減へ

宅配の荷物を駅構内で受け取れる「オープン型宅配ロッカー」を、京阪電気鉄道が8月1日から順次設置する。

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 京阪電気鉄道は7月28日、駅で宅配の荷物を受け取れる「オープン型宅配ロッカー」を8月1日から順次設置すると発表した。

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オープン型宅配ロッカー

 利用者が指定したロッカーに宅配事業者が荷物を再配達し、通勤・通学などの途中に受け取れる。今年5月、ヤマト運輸と仏企業が設立した合弁会社「Packcity Japan」と連携し、8月1日から大阪府の守口市駅、寝屋川市駅、樟葉(くずは)駅、8月8日から枚方市駅でサービスを始める。オープン型宅配ロッカーは、複数の宅配事業者が共同で利用できるのが特徴。今後、設置する駅の数を拡大するほか、ヤマト運輸以外の宅配事業者の荷物の受け取りも可能になるという。

 京阪グループの京阪ザ・ストアが展開するコンビニエンスストア「アンスリー」でも、8月1日から宅配便の発送受付、店頭受け取りを始める。

 宅配ロッカーをめぐっては、国土交通省の検討会が再配達を減らすべく整備を提言。ヤマト運輸や日本郵便などが設置に取り組んでいる。

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今年5月、ヤマト運輸は仏企業は合弁会社を設立している

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