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「お好み焼き+ごはん」は肥満につながる? 大阪府「主食の重ね食べ」注意喚起
太っている人はやせ型の人よりも、「お好み焼き+ごはん」など主食の重ね食べをしている――大阪府が、府民の食習慣を調査した「大阪版健康・栄養調査」の結果を発表。
太っている人はやせ型の人よりも、「お好み焼き+ごはん」など主食の重ね食べをしている――大阪府が8月2日、府民の食習慣を調査した「大阪版健康・栄養調査」の結果を発表した。
主食の重ね食べは「うどん+かやくごはん」「ラーメン+チャーハン」「お好み焼き+ごはん」「パスタ+パン」など、2種類の主食を同時に食べること。重ね食べを週1食以上している人の割合を肥満度(BMI)別に見ると、肥満(BMIが25.0以上)男性は70.7%と、やせ型男性(BMIが18.5未満)の53.5%、普通体重男性(BMIが18.5%以上、25.0%未満)の58.6%を上回っていた。
調査によると、男性の約6割、女性の約半数が週1食以上重ね食べをしていることが分かった。重ね食べを1日1食以上している人は、男女とも4人に1人の割合でいたという。
調査は2015年11月1日〜12月11日に18歳以上の大阪府民1858人に対して実施した。
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