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Dropboxのチーム向け文書作成アプリ「Paper」がオープンβに モバイルアプリも公開
Dropboxがこれまで招待制にしてきた文書作成・共有サービス「Paper」を一般向けβにし、iOSおよびAndroidアプリも公開した。
米Dropboxは8月3日(現地時間)、米Googleの「Google Docs」のようにチームで共同編集できるオンラインドキュメント作成サービス「Dropbox Paper」のβ版を一般公開した。iOSおよびAndroidアプリも各アプリストアで無償公開された。
同社は2015年10月にPaperを招待制βとしてスタートした。「(Drdopboxを使う)チームが共同文書を作成し、重要な情報を共有することを助けるためにPaperを構築した」としている。
招待制β段階で100万以上の文書が共有されたという。多くのフィードバックを新機能に反映し、例えば表組みや画像ギャラリー、文書検索機能を強化した。
新規文書作成ページには、議事録、ブレインストーミング、To-Doリストの書式が用意されている。
例えばTo-Doリストには各項目を担当すべきメンバーを@メンバー名でアサインできる。4種類のサンプル文書が用意されており、(英語だが)インタラクティブなチュートリアルがあるので活用方法はすぐに習得できるだろう。
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