ニュース
「Pokemon GO」効果でモバイルバッテリー出荷が倍増──米NPD調べ
GPSやAR技術の採用で電力消費が激しい「Pokemon GO」の人気を反映し、米国では同ゲーム発売後2週間のモバイルバッテリー出荷台数が前年同期間の101%増の120万台に上ったと米調査会社のNPDが報告した。
「Pokemon GO」発売(米国では7月6日)後の2週間、米国におけるモバイルバッテリーの出荷台数が前年同期間の約2倍(101%増)の120万台に上った──。米調査会社のNPDは8月4日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
同社によると、Pokemon GO発売前の6週間のモバイルバッテリー出荷台数は、前年同期間のわずか4%増だった。
Pokemon GOは、GPSの位置情報、モーションセンサー、AR(拡張現実)機能などを採用したゲームで、電力消費が激しい。NPDは「消費者は、余分な電力消費を補う方法として、モバイルバッテリーパックを購入している」と説明した。
Pokemon GOは、米国では配信開始から1週間でピークを超えたとも言われているが、米国のモバイルゲーム史上最大のゲームとなり、ゲーム内販売による売上高は1日当たり1000万ドル(約10億円)とみられている。
関連記事
- 「ポケモンが捕まえにくい」「経験値ボーナスが入らない」――Pokemon GOアプリに不具合 運営元が修正へ
「ポケモンが捕まえにくい」「経験値ボーナスがもらえない」――Pokemon GOの運営チームが不具合を発表。修正作業に取り組んでいるという。 - Pokemon GO、iOS版「バッテリーセーバー」数日中に復旧か 運営チーム「自信がある」
Pokemon GOのiOS版アプリから削除された「バッテリーセーバー」について、運営チームが「数日中に復旧させる自信がある」と説明した。 - 「Pokemon GO」課金額は1日10億円超……だがほかのスマホゲーの収益落ちず その理由は?
「Pokemon GO」は毎日1000万ドル以上売り上げているが、ほかのゲームの収益は落ちていない――米調査会社がこんなリポートを発表した。 - 「Pokemon GO専用」iPhoneレンタルサービス登場 月額1480円、画面割り放題
Pokemon GO日本公開を前に、専用のiPhone 5sを月額1480円(税別)でレンタルするサービスが登場。大容量のモバイルバッテリー付きで、画面が割れたら無償交換する。 - 「Pokemon GO」のデータ通信が1年間無料に 格安SIM「DTI SIM ノーカウント」
モバイル高速データ通信サービス「DTI SIM」で、「Pokemon GO」のデータ通信を1年間無料にするプランが登場。 - 「Pokemon GO」米最大のスマホゲームに ユーザー数、史上最多
「Pokemon GOは、米国のモバイルゲーム史で最大のゲームになった」――米調査会社のSurveymonkeyが発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.