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デルタ航空、本社停電で740便以上欠航 バックアップシステムへの切替失敗
米Delta Air Linesのアトランタにある本社で8月8日未明に停電があり、その影響で740便以上が欠航になった。バックアップシステムへの切り替え失敗の原因などについて、現在調査中だ。
米Delta Air Linesのジョージア州アトランタにある本社で8月8日(現地時間)に停電があり、その影響で世界規模で740便以上が欠航になった。Deltaは本稿執筆現在も原因を調査中としている。
Deltaの発表によると、8日午前2時半ごろに、アトランタで停電が発生し、システムに障害が起きた。停電の際はバックアップシステムに切り替わるはずだったが、何らかの原因で切り替えに失敗したという。その原因を調査している。
米Wall Street Journalによると、同社に電力を供給している米Georgia Powerの広報担当者は停電の原因は“スイッチギア”(家庭用のヒューズボックスの大規模なもの)の問題によるものと説明した。
Deltaの8日午後7時(日本時間の9日午前8時)の発表では、午後6時にはシステムが完全に復旧したものの、まだ遅延や欠航はあり、その時点で予定されていた約6000便中3340便のみ運航したとしている。
Deltaのエド・バスティアンCEOはビデオメッセージで謝罪し、影響を受けたすべての顧客に対し、delta.comあるいは予約エージェントを通じて払い戻しすると語った。
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