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架線がなくても電池で走る“次世代電車”「DENCHA」、JR九州が運行 10月から
線路上に架線がなくても蓄電池で走る「DENCHA」をJR九州が10月から運行。架線がある区間では走りながら充電する。
JR九州は8月24日、蓄電池を搭載し、線路上に架線がない区間でも走れる電車「DENCHA」(DUAL ENERGY CHARGE TRAIN)の営業運転を10月19日に始めると発表した。「気動車(ディーゼルカー)にかわる次世代の車両」(同社)としている。
架線がある区間では、従来の電車と同じように架線からの電力で走り、同時に蓄電池を充電する。架線がない区間では、電力を取り込むためのパンタグラフを折りたたみ、蓄電池の電力だけで走る。地球をイメージした青色の外観は、環境への配慮を表現したという。
運転区間は、福岡県・筑豊本線(若松線)の若松駅から折尾駅まで。10月19日以降、火曜日を除き、同区間を1日4往復する予定。
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