ニュース
「PC-9801」「PC-100」「アレグレット PDR-2」などが未来技術遺産に
未来技術遺産に、往年の16ビットPC「PC-9801」「PC-100」やデジカメ「アレグレット PDR-2」など16件が追加された。
国立科学博物館は9月5日、2016年度の「重要科学技術史資料」(愛称:未来技術遺産)に、NEC(当時)の16ビットPC「PC-9801」「PC-100」や、東芝のデジタルカメラ「アレグレット PDR-2」など16件を登録すると発表した。世界技術遺産は合計225件になる。
PC-9801は、1982年に発売された、日本で最も普及した16ビットPC。PC-100はいち早くマウスとGUIを搭載したPCで、83年に発売された。「アレグレット PDR-2」は、世界で初めてCMOSセンサーを採用したデジカメだ。
このほか、世界最初の超短波アンテナである八木・宇田アンテナ(1930年製作)や、ソニーの小型テープレコーダー「TC-50」(1968年発売)などが加えられている。
関連記事
- 「PC-8001」や「AIBO」など25件が「未来技術遺産」に 国立科学博物館
国立科学博物館は、2015年度の「未来技術遺産」に、NECの8ビットPC「PC-8001」やソニーの「AIBO」など25件を登録した。 - 「PC-8800」シリーズなどカタログ無償公開 シャープのサイトで
「PC-8001mkII」など往年のNEC製PCの復刻カタログの配信が、シャープの電子書籍ストアでスタートした。 - 「BASICの海へ」──「MZ-80」伝説のマニュアル、シャープが公開 Twitterがきっかけ
往年の8ビット機「MZ-80」のBASICマニュアルをシャープがTwitterを通じて公開。イラストを多用して分かりやすく解説されており、「当時の熱意みたいなのをいっしょに感じてもらえたらいいなと思います」と同社。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.