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「Pokemon GOの襲来に寺院はどう対処すべきか」――専門誌「月刊住職」がポケGO特集
専門誌「月刊住職」に、Pokemon GOの特集記事が掲載された。同ゲームのプレイヤーに対する、宗門ごとの対応の違いなどを紹介している。
住職・僧侶向けの専門誌「月刊住職」2016年9月号に、「ポケモンGOの襲来に各寺院はどう対処すべきか、問題はあるか」と題した特集記事が掲載された。スマートフォンゲーム「Pokemon GO」が、歩きスマホなどのトラブルを生む一方、地域の観光振興につながることに触れ、「お寺にとっていいものなのか、悪いものなのか」と問題提起している。
月刊住職は、興山舎が1974年に創刊し、寺院運営に関するニュースを掲載している月刊誌。9月号の特集では、寺院を訪れるPokemon GOのプレイヤーによる問題を取り上げ、各寺院が取ったユニークな対応策や、宗門ごとの対応の違いを紹介している。
Pokemon GOをめぐっては、法隆寺(奈良県)などが境内での使用を禁止する一方、海眼寺(京都府)のように、境内にスマートフォンの充電設備を用意するなどして、訪れたプレイヤーを支援する動きもある。
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