「Apple Watch SERIES 2」発表 水深50m防水、50%高速化、GPS搭載
米Appleがウェアラブルデバイスの新モデル「Apple Watch SERIES 2」を発表した。
米Appleは9月7日(現地時間)、watchOSを搭載するウェアラブルデバイスの新モデル「Apple Watch SERIES 2」を発表した。9月9日より予約を開始し、9月16日に発売する。価格は3万7800円(税別)から。
水を排出する機構のスピーカーを搭載することで、防水機能を強化。水深50mまで対応する。プロセッサはデュアルコアを搭載し、従来モデルから50%高速化、グラフィック処理性能は2倍に。ディスプレイの明るさは2倍の1000nitsとなり、Apple製品最高の照度を実現した。GPSを内蔵し、オフライン環境でもマップで現在地などが確認できる。サードパーティー製アプリにも解放する。
セラミック素材を採用するホワイトモデル「Apple Watch Edition」も登場。ステンレススチールに比べて4倍の硬度をもち、傷や曇りに強いという。
SERIES 2をベースに、ウォッチフェースとバンドに独自のデザインを採用する「Apple Watch Nike+」も登場。友人とランニングの履歴を共有したり、バーチャルな「フィストバンプ」(拳同士のタッチ)が送れたりする「Nike+ Run Clubアプリケーション」が利用できる。Nike専用の文字盤を用意し、カラーバリエーションは全4色。9月9日より予約を開始し、10月下旬に発売する。
なお、初代モデルは「Apple Watch SERIES 1」とし、プロセッサをデュアルコアに刷新して併売する。価格はSERIES 2より1万円安価な2万7800円(税別)から。
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