「Pokemon GO Plus」発売 人気で高額転売も 「壁紙だけ?」 Amazonの商品名で混乱
「Pokemon GO Plus」が16日朝に発売。人気が殺到し、公式通販サイトはつながりにくい状態になった。Amazon.co.jpでは商品名をめぐって混乱。「壁紙だけ届いたらどうしよう」と不安になるユーザーが続出した。
「Pokemon GO」と組み合わせて利用するウェアラブルデバイス「Pokemon GO Plus」が9月16日朝、公式通販サイト「ポケモンセンターオンライン」とAmazon.co.jp、一部の実店舗で発売された。Amazonでは午前9時ごろまでに完売。ポケモンセンターオンラインでも正午ごろまでに売り切れたようだ。
発売直後から「ヤフオク!」などに多数出品されており、定価を大幅に超える高値で取引されている。
Pokemon GO Plusは、バンドで腕に巻いたり、胸ポケットに着けたりして装着する端末。周囲にポケモンがいたりポケストップがあると、振動やLEDランプの点滅で知らせてくれ、ボタン操作でポケモンを捕まえたり、ポケストップに立ち寄ったりできる。税込み価格は3780円。
ネット上では16日午前7時ごろから、ポケモンセンターオンラインとAmazon.co.jpで発売。ポケモンセンターオンラインには一時アクセスが殺到し、注文しづらい状態になった。その後復旧したようで、午前10時半ごろには問題なくアクセスでき、注文も受け付けていたが、正午ごろまでに売り切れたようだ。
Amazon.co.jpでは午前8時ごろまでに完売し、その後、いったん在庫が復活したものの、午前8時45分ごろまでに再び完売。実店舗では、ポケモンセンター、ポケモンストア、ポケモンEXPOジムで販売されたが、売り切れが相次いでいるようだ。
オンライン店舗の再入荷は未定だが、実店舗では17日も販売される予定だ。
オークションサイト「ヤフオク!」には、発売直後からPokemon GO Plusが多数出品されている。16日午前10時現在、「ポケモンGO Plus」で検索すると約760件ヒット。定価の倍を超える1万円以上の価格で取引されている商品もある。「Amazonマーケットプレイス」でも、8000円以上で販売されている。
「壁紙だけ?」 Amazonの商品名に混乱
Amazon.co.jpでは、Pokemon GO Plus販売ページの商品名が「Pokemon GO Plus 【Amazon.co.jp限定】オリジナルスマートフォン壁紙 配信」になっている。「Amazon限定のオリジナル壁紙付きの『Pokemon GO Plus』」を意味しているようだが、「壁紙だけの販売だったらどうしよう」と混乱するユーザーが続出した。
レビューにもその旨が多数投稿されており、「壁紙だけ届いたらどうしようと迷って15分購入確定できなかった」「壁紙(付)にしないと不安になる」というレビューがそれぞれ高評価を得ている。
午後0時40分追記
ポケモンセンターオンラインでの品切れについて追記しました。
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