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「Adobe CS6」は「macOS Sierra」で必要システム構成外に Java 6サポート終了で
21日にリリース予定の「macOS Sierra」では、Adobe CS6製品が非対応となる。
「9月21日(日本時間)にリリースされる『macOS Sierra』では、『Adobe Creative Suite 6』(CS6)が動作しない」――Adobeが同社コミュニティーフォーラム内で表明した。Adobe CS(Creative Suite)6は2012年に発売された、Adobe Photoshopをはじめとする製品群。
Adobeは9月19日、ユーザー向けに用意する公式コミュニティーフォーラムで、「Mac OS Sierra(10.12)のCS6製品への対応状況」と題したトピックを作成し、以下のように案内している。
2016/9/21にMac OS Sierra(10.12)が公開されますが、CS6のバージョンは10.12には対応しておりません。インストールできた場合も、必要システム構成外である点にご注意ください。
これは、Adobe CS6の動作に必要な「Java 6 SE」のサポートが「OS X El Capitan」を最後に打ち切られるためだ。
さらに、同社はOSのアップグレードを実施する際にAdobe製品をいったんアンインストールし、OSのアップグレードが完了してから再インストールすることを推奨している。Adobe製品をインストールした状態でOSのアップグレードを行うと、製品の認証に問題が発生する場合があるという。
Adobe CSは2013年を最後にAdobe CC(Creative Cloud)に移行している。
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