京浜急行電鉄は10月11日、今年導入した「新1000形ステンレス車」をマイナーチェンジし、コンセントが付いたボックスシートを設置すると発表した。6両編成と8両編成の車両を改装し、それぞれ11月、来年2月から運行する予定。
ドアの数やバリアフリー設備などは、2015年度から運行している車両と同じだが、車端部の片側をロングシートからボックスシートに変更し、コンセントを2台設置する。もう片側のロングシートとドアの間には大型の仕切りを設置。シートに座る乗客とドア前に立つ乗客の干渉を抑え、風の吹き込みも和らげるという。
ドア上部には液晶ディスプレイを備え、日・英・韓・中の4カ国語で運行情報などを映す。車体側面は京急の「赤い電車」のイメージを踏襲し、全体は幅広の赤、窓まわりは白色のデザインを採用している。
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