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ソニー、カメラ部門を分社化 「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」設立
ソニーが民生用カメラ事業や業務用製品事業を分社化し、新会社「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」を設立する。
ソニーは10月26日、民生用カメラや放送、業務用製品などを手掛ける100%出資の新会社「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」を設立すると発表した。2017年4月の営業開始を目指す。
民生用カメラや放送、業務用製品を中心としたソリューション事業やメディカル事業を担当するイメージング・プロダクツ&ソリューションセクターの機能を新会社に移管。代表取締役社長にはソニー執行役でイメージング・プロダクツ&ソリューション事業担当の石塚茂樹氏が就任する。
経営や意思決定の迅速化と事業競争力の強化という同社の中期経営方針に基づくもの。カメラ部門の分社化で、ソニーグループの主要事業は全てグループ子会社で運営されることになる。
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