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MacBook ProのTouch BarはwatchOS(の変種)で稼働?

Appleの新しい「MacBook Pro」に搭載のマルチタッチディスプレイ「Touch Bar」は、macOSとは別にwatchOSで動いていると、コードを解析したという開発者がツイートした。

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 「つまり、MacBook ProのTouch Barは(Apple WatchのOSである)watchOSで稼働し、macOSがUSB経由でフレームバッファデータをTouch Barに送る。Touch BarのマルチタッチイベントはwatchOSからmacOSに返される」──。アイルランドの開発者、スティーブン・トロートン-スミス氏が10月28日、Touch Barのコードを解析した結果に基いてそうツイートした(以下のツイートのスレッド内で)。

 同氏は「MacBook Proを実際に触ったわけではないので、実際に触った人にもう少し詳細を教えてほしいが、Appleは絶対に公表しないだろうな」ともツイートした。

 Touch Barは、米Appleが10月27日に発表した新MacBook Proに搭載される、マルチタッチ対応ディスプレイ。アプリごとに異なる操作ボタンを表示し、右端に指紋認証センサー「Toucn ID」を備える。

 touch 1

 Appleは発表イベントで、Touch IDは新しい「Apple T1」チップに保存されたセキュアエレメントと照合することで機能すると説明した。

 touch 2
Apple T1チップ

 トロートン-スミス氏は、「T1チップは独立したARMベースのチップで、iOSのバリエーション(=watchOSのバリエーション)で稼働し、Touch IDだけでなく、FaceTimeカメラやTouch Barの入力のセキュリティも管理する」と説明する。「T1は恐らくApple WatchのS1と非常に似ているだろう」「ファイルシステムを見ると、T1のOSは組み込みOS、「eos」と呼ばれているようだ」などともツイートしている。

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