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スマホで精子の濃度・運動率をチェック「Seem」、一般販売スタート
精子の濃度や運動率をiPhoneを使ってチェックできる「Seemキット」が、Amazon.co.jpとビックカメラで発売される。
リクルートライフスタイルは11月21日、精子の濃度や運動率をiPhoneを使ってチェックできる「Seemキット」の一般販売を始めた。Amazon.co.jpとビックカメラの27店舗で順次取り扱う。6980円(税別)。
Seemキットには、スマートフォン用顕微鏡レンズ、精液採取用カップ、採取棒が入っている。使い方は、まずiPhoneに無料の専用アプリ「Seem」をダウンロード。採取した精液を乗せた顕微鏡レンズをiPhoneにセットし、アプリを起動して動画を撮影すると、精子の濃度と運動率が表示される。
不妊の約半数は男性側に原因があるとされているが、医療機関で精液検査を受けるのは心理的抵抗や時間的制約がある――という課題から製品開発に至ったという。同製品は、4月末に都内近郊の医院や薬局でテスト販売されていた。
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