ニュース
Microsoft、「Build 2017」など、来年のイベントスケジュールを発表
「Build」という名称になってからサンフランシスコで開催されてきたMicrosoftの年次開発者会議が本拠地レドモンドに近いシアトルに会場を移す。WPCは「Microsoft Inspire」という名称になって7月開催、「Microsoft Ignite」は「Microsoft Envision」を吸収して9月に開催だ。
米Microsoftは12月7日(現地時間)、2017年の年次イベントのスケジュールを発表した。
「Build 2017」は5月10日からシアトルで
2011年からサンフランシスコで開催してきた開発者会議「Build」は同社の本拠地であるワシントン州レドモンドの近く、シアトルで開催する。
Build 2017の開催は5月10日〜12日の3日間。会場はまだ発表されていない(シアトルのダウンタウンで、とある)。今後の情報はメーリングリストへの登録で入手できる。
Buildは人気のあるイベントで、今年のチケットは発売後1分で完売した。
「Microsoft Inspire」(旧Worldwide Partner Conference、WPC)は7月9日から
これまで「Worldwide Partner Conference(WPC)」という名称だった同社のパートナー企業向けイベントは「Microsoft Inspire」となり、7月9日〜13日にワシントン D.C.で開催される。このイベントへの参加予約は既に受付中だ。
「Microsoft Envision」は「Microsoft Ignite」に吸収され9月25日〜29日開催
「Microsoft Envision」は、2016年に初めて開催された経営層やビジネスリーダーを対象としたイベントだが、2017年にはその内容をインフラ運用管理者向けイベント「Microsoft Ignaite」に統合し、9月25日〜29日にフロリダ州オーランドで開催する。こちらはプレ登録受付中だ。
関連記事
- 「Windows 10」端末、ようやく4億台を突破とMicrosoftが発表
Microsoftが、「Windows 10」が稼働する端末が4億台を超えたと発表した。3億台突破から約4カ月かかったことになる。 - Microsoft、Surface+Office 365を法人顧客にリースする「Surface as a Service」
Microsoftが、法人顧客にWindows 10やOffice 365、ISVソフトなどをプリセットした最新Surface端末をリースする「Surface as a Service」プログラムを開始する。 - 「気がついたときには手遅れ」とPayPalも危機感を募らせるデジタル変革
Microsoftは、ビジネスリーダーへの切り込みという新たなチャレンジに立ち向かおうとしている。いわゆる「ディスラプター」がさまざまな業界で既存の事業者を脅かす「デジタル変革」は、その推進に経営層のリーダーシップが欠かせないからだ。 - Microsoft Build 2016の基調講演(Day 1)まとめ
Microsoftの年次開発者会議「Builed 2016」の初日の基調講演で発表されたことをまとめた。開発者向けのBashシェル公開やアプリコンバーターの情報だけでなく、一般ユーザーにも関係のある今夏実施予定の「Anniversary Update to Windows 10」やSkypeボットが紹介された。 - Microsoft、「Build 2016」のチケットは1分で完売
Microsoftが3月30日からサンフランシスコで開催する年次開発者会議「Build 2016」のチケットを1月19日に発売した。チケットは発売後1分で完売した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.