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freeeがマネーフォワードを提訴 「自動仕訳」の特許侵害を主張
freeeは、マネーフォワードに同社の特許権が侵害されたとして、特許の使用差し止めなどを求めた訴訟を起こした。
クラウド会計ソフトを提供するfreeeは12月8日、マネーフォワードのクラウド会計ソフト「MFクラウド」が、同社の特許権を侵害しているとして、特許の使用差し止めなどを求めた訴訟を、10月に東京地裁に起こしていたことを明らかにした。マネーフォワードは「特許侵害の事実は一切ない」とし、争う姿勢だ。
freeeによると、問題になったのは、勘定科目の自動仕訳に関する特許。マネーフォワードと協議したが「進展が見られなかった」ため、10月21日に提訴したという。
マネーフォワードは「弁護士、弁理士と検討した結果、当社技術は本件特許とは全く異なるもので、特許侵害の事実は一切ないと判断した」と主張。裁判で争うとしている。
freeeとマネーフォワードはそれぞれ、2012年創業のベンチャー企業。クラウド会計ソフト市場では、トップシェアの「弥生」シリーズに次ぎ、freeeが2位、マネーフォワードが3位につけている(今年3月時点、MM総研調査)。
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