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富士フイルム、DHCを特許侵害で提訴 スキンケア化粧品の販売差し止め求める
富士フイルムは、DHCのスキンケア化粧品2商品が同社の特許権を侵害しているとして、同商品の製造・販売の差し止めと損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起した。
富士フイルムは8月18日、ディーエイチシー(DHC)のスキンケア化粧品「DHCアスタキサンチン」シリーズ2商品が同社の特許権を侵害しているとして、同商品の製造・販売の差し止めと損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起した。
差し止めを求めているのは、「DHCアスタキサンチンジェル」「DHCアスタキサンチンローション」の製造・販売。色素物質「アスタキサンチン」を化粧品に安定して配合するための技術に関する特許権を侵害していると主張している。
富士フイルムはアスタキサンチンを配合したスキンケア化粧品「アスタリフトシリーズ」を2007年に発売。同社は昨年9月にも、両製品の製造・販売差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てている。
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