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東芝、青梅のPC・テレビ開発拠点を野村不動産に売却
東芝が、PC・テレビの開発拠点として操業していた青梅事業所の土地を野村不動産に100億円で売却。同事業所は2017年3月末に閉鎖する。
東芝は12月20日、2017年3月末に閉鎖する青梅事業所(東京都青梅市)の土地を野村不動産に売却する契約を結んだ。27日に約100億円で売却する予定。その後は野村不動産と一時的に土地の賃貸借契約を結び、2017年中に建物を解体するという。
青梅事業所は1968年以降、ワープロ、PC、HDDなどの開発・製造拠点として操業。製造拠点の集約に伴い、2005年に生産工場の役目を終え、PCやテレビの開発拠点として運用されていた。
だが、不正会計問題を受けて15年12月、合理化策を発表。PC事業の分社化や、青梅事業所を閉鎖・売却する方針を明らかに。16年10月には閉鎖時期を17年3月末と発表し、従業員を他の拠点に移すとしていた。
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