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ザッカーバーグCEO、今年の個人目標は「全米の人々とのリアルな対話」
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOが毎年恒例の「今年の個人目標」を発表した。米国の全州の人々と直接会って対話することで、テクノロジーの進歩とグローバル化の恩恵を受けられていない人々の問題を解決するための参考にしたいという。
米Facebookのマーク ・ザッカーバーグCEOは1月3日(現地時間)、毎年恒例の1年の個人目標を発表した。今年の目標は、米国のすべての州を訪問し、一般の人々と実際に会い、対話することという。
既に20州は訪問済みなので、年内に約30州を妻のプリシラ・チェン氏と共に訪れる計画。
「テクノロジーの進化とグローバル化は多大な恩恵をもたらしたが、多数の人々の生活を困難にしてもいる。われわれはすべての人々が恩恵を享受できるようにする方法を見つける必要がある」と同氏は語る。
「私の仕事は、世界を繋ぎ、すべての人に発言の機会を提供することだ。今年は、個人的に人々の声を聴きたい。それは、世界が新たな時代を迎える今、最善のインパクトを与えられるようFacebookおよびChan Zuckerberg Initiativeを率いる助けになるはずだ」(ザッカーバーグ氏)
同氏の2016年の目標は、自宅での人工知能搭載アシスタントシステム構築と365マイル走破、2015年は1カ月に2冊、年間25冊の書籍を読むというものだった。
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