りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行は1月11日、一部のATMで9〜10日にかけて、手数料を誤った金額で引き落としていたと発表した。システムの設定に誤りがあったという。
同グループ以外の金融機関のキャッシュカードを使って取引をしたユーザーの口座から、誤った金額の手数料を引き落としていた。システムの設定内容は、10日午後0時59分までに修正したという。
本来の金額より多く引き落とした1万8989件・約205万円分は、関係する金融機関と調整した上で、差額分をユーザーの口座に返金する。本来より少ない金額で引き落とした3万9000件・約420万円分については、差額分の請求はしない。
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