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Google翻訳アプリでサンフランシスコを「高い城の男」状態に

トランプ政権による多様性弾圧で1984的ディストピア感あふれる米サンフランシスコ。そこでもう1つのディストピアSFである「高い城の男」的日本占領下っぽい撮影をしてみた。Google翻訳アプリで。

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 カメラで撮影している映像の英語や日本語をその位置のままで日本語、英語に翻訳してしまうスグレモノアプリ「Google翻訳」。これを米サンフランシスコで試してみた動画が届いた。

 撮影したのは、サンフランシスコで某有名IT企業に勤務する傍らポッドキャストYouTubeなどの発信を積極的に行っている大石結花さん。

 サンフランシスコは、Amazonプライムビデオで配信されているディストピアドラマ「高い城の男」の中で、第二次世界大戦で勝利を収めた大日本帝国に占領されている設定となっており、街の各所が日本語表記で埋め尽くされている。

 カメラが捉えた英語をすべて日本語に置き換えてしまう「Google翻訳」アプリを現地で使えば、「高い城の男」を2017年に置き換えたような映像が撮れるのではないかと考え、大石さんに撮影を依頼。実際にGoogle翻訳アプリをサンフランシスコのダウンタウンで使ってもらった「Google翻訳の変な日本語、サンフランシスコで炸裂」がYouTubeに投稿された。使用したスマートフォンはGoogle Pixel。

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ダウンタウンの目抜き通りであるMarket Streetもこのとおり
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美しい言葉を並べたビルボードも新興宗教くさくなる
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トッド・ラングレンの名曲に引っ掛けたブランドTシャツなのだが
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MerlotがMeatに解釈されたのだろうか、「肉 私よ」とすごいことになっている

 サンフランシスコにはJapan Townという日本人街があり、そこでは日本語表記が多い街並みになっているのだが、Google翻訳アプリがあれば「どこでもJapan Town」にできる。現在はローカル処理している関係で翻訳水準は「ポンコツ」(大石さん)との評価だが、面白いので他の都市でもトライしてみてはいかがだろうか。

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