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東急、「SHIBUYA109」運営で新会社 流行発信・ブランド力を強化
東急電鉄が新会社「SHIBUYA109エンタテイメント」を設立。SHIBUYA109など店舗の運営に特化し、ブランド力の強化を目指す。
東京急行電鉄は1月31日、ファッションビル「SHIBUYA109」(東京都渋谷区)などの運営事業のために、新会社「SHIBUYA109エンタテイメント」を4月3日付で設立すると発表した。従来は東急電鉄の子会社である東急モールズデベロップメントが運営してきたが、会社分割で専業の新会社を設立し、流行発信やブランド力の強化を図るという。
新会社は東急電鉄が100%出資。20代の若者の動向を素早く捉え、機動的に動ける組織体制の構築を目指す。流行の発信力がある個人やスタートアップ企業を発掘したり、外部企業とイベントなどを共催したりするほか、映像メディアとも協業し「渋谷から新たなムーブメント・カルチャーを発信する」という。
若い世代の流行やニーズを取り込む仕組みを作るほか、オリジナル商品の開発・販売にも取り組むとしている。
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