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「座れる」電車を表示 「NAVITIME」に混雑回避ルート機能
経路検索アプリ「auナビウォーク」と「NAVITIME」に「電車混雑回避ルート」が表示されるように。「座れる」「席はいっぱい」など、混雑度合いを教えてくれる。
KDDIとナビタイムジャパンは3月16日、スマートフォン向けの経路検索アプリ「auナビウォーク」と「NAVITIME」(iOS/Android)に「電車混雑回避ルート」を表示する機能を追加した。最短ルートではなく、席に余裕がある電車などを優先して調べられる。
アプリ内の機能「乗換案内」や「トータルナビ」でルートを検索すると、時間や料金を考慮した通常の検索結果4件に加え、「座れる」「席はいっぱい」など、時間はかかるが、電車内が比較的空いている「混雑を避けたルート」が表示される。新機能を利用するために、ユーザーが新たに設定をする必要はない。
混雑を避けたルートが表示されるのは平日のみ。首都圏65路線の上り方面・下り方面に対応する。曜日ごとに異なる混雑傾向も考慮するという。
混雑予測には、ナビタイムジャパンが開発した技術「電車混雑シミュレーション」を活用。国土交通省の調査「大都市交通センサス」などのデータを基に、約2500万人が乗る電車をシミュレーションし、電車や駅ごとに混雑状況を予測しているという。
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