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FBI長官、「オバマ氏に盗聴された」というトランプ大統領のツイートを否定

米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官が、ドナルド・トランプ米大統領が3月4日に「オバマ前大統領政権が盗聴した」とツイートしたことに関し、「ツイートを裏付ける情報はない」と証言した。

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 米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官は3月20日(現地時間)、下院情報委員会の公聴会に出席し、ドナルド・トランプ米大統領が4日にツイートしたバラク・オバマ前大統領による盗聴疑惑について、裏付ける情報はないと否定した。

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公聴会で証言するジェームズ・コミーFBI長官(Bloombergの動画より)

 コミー氏は、「オバマ前政権が盗聴を指示していたとするトランプ氏のツイート以外に、このツイートを裏付ける情報は見つけられなかった」し、司法省(DoJ)とも情報を共有したが、司法省も同じ見解だと語った。

 コミー氏はまた、FBIが2016年7月からロシア政府による米大統領選への介入について捜査していることを正式に認め、捜査中のため詳細は明らかにできないと説明した。

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証言冒頭のトランスクリプト

 証言の様子はBloombergなどが動画を公開している。

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