ニュース
ミニチュア食品サンプルが作成できる「3Dドリームアーツペン 食品サンプルセット」、4月中旬発売
4色の「専用インク」をレシピに沿って混ぜ合わせると、とんかつからハンバーグまでその食品に合わせた「茶色」が表現できる。
本物そっくりの食品サンプルを自分でも作ってみたい――そんな願いを叶えてくれる商品が販売される。
メガハウスは3月28日、ハンバーガーやラーメン、カレー、デザートなどのリアルなミニチュアの食品サンプルが作れる「3Dドリームアーツペン 食品サンプルセット(4本ペン)」(税別4800円)を4月中旬に発売することを発表した。立体物が描ける特殊なペン「3Dドリームアーツペン」を使用し、約20個の食品サンプルが作成できる。
すごい……楽しそう ※一部サンプルに別売りの「専用インク」も使用 (C)2016 RedwoodVentures,Ltd. iDO 3D and all trademarks are Property of RedwoodVentures,Ltd.
作り方は、付属の「デザインシート」に描かれた食品のイラストを専用インクでなぞったり、「3Dプリントパーツ」と呼ばれる立体を作るための型に専用インクを流し込んだりして、可視光線LEDを採用した「マジカルライト」を数秒間当てればOK。マジカルライトを当てると専用インクが固まり、固まったパーツを組み合わせることで食品サンプルが完成する。
セット内容は、専用ペン(イエロー・グリーン・ホワイト・レッド)各1本とマジカルライト1本、デザインシート1枚、まぜまぜ鍋3個、まぜまぜスプーン3個、3Dプリントパーツ1個、トレースシート1枚。専用ペンの色は4色だが、絵具のように混ぜ合わせて色を作ることが可能。レシピに沿って配合を変えると、その食品に合わせた色を表現できる。
販売は全国の玩具取扱店で行われる予定だ。
(太田智美)
関連記事
- CES 2017:Dellがクリエイター向け液タブ「Dell Canvas」発表 Surface Studioとの違いは? 製品担当に聞く
米Dellが、クリエイティブ用途に特化した新デバイス「Dell Canvas」を発表した。付属するダイヤル型デバイス「トーテム」とは? 「Surface Studio」との違いは? プロダクトマネージャーのバークハートさんに聞いてみた。 - ペンで粘土をこねるように3Dモデリング ワコム、ペンタブ「Intuos 3D」発売
ペンで3Dモデルを描ける画像処理ソフト「ZbrushCore」を付属したペンタブレット「Intuos 3D」をワコムが発売する。 - クリエイターSTUDIO Vol.3:3Dプリンタで電車模型は作れるか!? 大人も子どもも熱中した「鉄道ワークショップ」フォトレポート
ITmedia ニュース主催のリアルイベント「クリエイターSTUDIO」第3弾は、3D CADソフトと3Dプリンタでオリジナル模型を作るワークショップを開催。その模様を写真多めでお届けします。 - iOS版Office、「3D Touch」や「Apple Pencil」をサポート
MicrosoftがiOS版Officeをアップデートし、iPhone 6s/6s Plusの3D Touchに対応し、iPadでの指、スタイラス、「Apple Pencil」での描画を可能にした。 - 教えて! 絵師さん:愛される「かわいい」を生み出す秘密 ぺこさん
ニコニコ生放送でのお絵描き配信が人気のぺこさん。視聴者の意見を取り入れて「かわいい」を作り上げています。 - お絵描き感覚で3Dモデル作成 輪郭がそのまま立体に「マジカルスケッチ 3D」
イラストの輪郭を描くだけで、3Dモデルを作成できるソフト「マジカルスケッチ 3D」が発売される。 - “空中に手描き”できる3Dペン 9980円
空中に立体物を描ける3Dペンをイーサプライが発売した。 - ワンダーフェスティバル 2015 winter:粘土からディスプレイへ――人気フィギュアにも使われる「ZBrush」利用プロに聞く、デジタル造形のメリット
デジタルスカルプティングツール「ZBrush」の最新版が「ワンダーフェスティバル 2015 winter」で出展された。実際にソフトを愛用するプロが語るデジタル造形のメリットは。 - 人気原型師の技を間近で デジタルスカルプティングを学ぶ「SCULPTOR'S WEEK TOKYO」
3DCGクリエイター向けに、人気原型師によるライブスカルプティングや最新ツール体験ができる「SCULPTOR'S WEEK TOKYO」が開催される。 - PR:豪華プレゼントキャンペーン実施中:3Dプリンタで出力できる“美少女フィギュア造形講座”を開いたデジタルハリウッド その狙いとは?
3Dプリンタで印刷できる「美少女フィギュア」の3Dモデルを作る――そんなユニークなクリエイター育成講座などに取り組んでいるのがデジタルハリウッドだ。異色とも言える講座を開いた狙いとは? また、クリエイターを取り巻く環境の変化をどう見ているのか。責任者に聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.