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Tesla、パナソニックと共同生産の太陽光パネル見積もり受付開始
Teslaが薄型で同社の家庭用大型バッテリーと接続できる太陽光パネルの見積もり受付けを開始した。パナソニックのセルを採用している。
電気自動車(EV)を開発・販売する米Tesla Motorsは4月8日(現地時間)、一般家屋向け太陽光パネルのWebサイトを開設し、米国での見積もりを受付開始した。
同社は2016年12月、パナソニックとの提携により、米ニューヨーク州バッファローの工場で太陽電池セルとモジュールの精算を2017年夏に開始すると発表した。
このパネルは既存の家屋の屋根に取り付けるタイプで、競合製品より薄く、同社の家庭用大型バッテリー「Tesla Powerwall」および「Tesla Powerpack」とシームレスに接続できるとしている。
同社は新築家屋向けに屋根自体を太陽光パネルにする「Solar Roof」も開発中だ。Solar Roof用ガラスタイルにもパナソニックのセルが採用される。
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