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写真公開した容疑者、実は13歳だった……警視庁が写真を削除
警視庁がTwitterなどで顔写真が公開した容疑者が、当時13歳の女子中学生だったことが分かったため、同庁は写真を削除した。
警視庁は4月12日、だまし取られたカードを使って現金を引き出した容疑者として、WebサイトやTwitterなどで顔写真を公開して捜査していた人物が、当時13歳の女子中学生だったことが分かっため、写真を削除した。
同庁滝野川署は、特殊詐欺事件でだまし取られたキャッシュカードを使い、2月17日に東京都北区のコンビニのATMで84万円を引き出した疑いで、防犯カメラに写っていた人物の写真を公開捜査のWebサイトやTwitterアカウントで4月12日に公表。マスコミ向けにも公開し、情報提供を求めた。年齢は「20歳代くらい」と判断し、Webサイトにもそう記載していた。
報道によると、写真を見た友人から女子中学生に連絡があり、母親と12日夜に出頭したという。女子中学生は当時12歳で刑事責任は問えないため、同署は児童相談所への通告などを検討しているという。
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