さくらインターネットは4月18日、TwitterライクなSNS「Mastodon」のインスタンスを簡単にセットアップできるというスタートアップスクリプトを、同社クラウドサービス「さくらのクラウド」で提供を始めた。
対応OSは「CentOS7.x」。設定には、さくらのクラウドDNSで管理しているDNSゾーン、APIキーのACCESS TOKEN、APIキーのACCESS TOKEN SECRETが必要になる。
利用手順は、まず「さくらのクラウド コントロールパネル」の左メニューから「DNS」をクリックし、右上の「追加」を選んでDNSゾーンを追加。追加したゾーンの詳細画面でドメインのレジストラの設定画面を操作し、DNSサーバを変更する。合わせて、コントロールパネルの右上「設定」からAPIキーを作成しておく。
続けて左メニューの「サーバ」をクリックし、右上の「追加」でサーバを作成。配置するスタートアップスクリプトに[mastodon]を選び、追加しておいたDNSゾーン名、APIキーを入力すればよい。最後にWebブラウザで「https://<DNSゾーン名>/」に接続し、Mastodonの画面が表示されればセットアップは完了となる。
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