ニュース
Apple、「Live Photos」をWebでも再生できるAPI公開
iPhoneのカメラで撮影できる3秒動画「Live Photos」をWebページでも再生できるようにする「LivePhotosKit JS」をAppleが公開した。
米Appleは4月20日(現地時間)、iPhoneのカメラで撮影できる「Live Photos」の動画をWebで再生できるようにするJavaScript API「LivePhotosKit JS」を開発者向けサイトで公開したと発表した。
iOS、macOS、WebのアプリにエンベッドしたLive Photosをクリック(タップ)することで再生するようにできる。
Live Photosは、「iPhone 6s」からiPhoneで使えるようになったカメラ機能。写真を撮影すると、その前後1.5秒ずつの動画も記録され、iPhoneの「写真」アプリで再生できるというものだ。
これまでもGoogleなどのサードパーティーがLive PhotosをGIFに変換して公開できるようにするツールを提供しているが、APIを使えばLive Photosをそのまま公開できる。
関連記事
- Google、iPhoneの「Live Photos」を滑らかなループGIFに変換するiOSアプリ「Motion Stills」
Googleが、最新iPhoneで撮影できる“動く写真”「Live Photos」をループGIFアニメに変換するiOSアプリ「Motion Stills」を公開した。手ブレ補正アルゴリズムで、滑らかなGIFに加工できる。 - iOS版「Googleフォト」が「Live Photos」に対応
Googleの写真編集・共有サービス「Googleフォト」のiOSアプリがバージョン1.8になり、iPhone 6s/6s Plusの動く写真「Live Photos」の保存と表示に対応した。 - Microsoft、AI(人工知能)採用のiOSカメラアプリ「Pix」を公開
「Microsoft Pix」はシャッターの1タップで前後10フレームをキャプチャーし、AIアルゴリズムでベストショットを合成するカメラアプリ。AIが面白いと判断した場合は「Live Photos」のような動画「Live Image」も自動作成する。iOS 9.0以降のiPhone 5s以上をサポートする(iPadでも利用できる)。 - Live PhotosをSNSでも楽しむ方法――オススメは「LivePix」アプリ
「iPhone 6s」から追加された「Live Photos」。面白い機能なんだけど、どう使うといいのかが分かりにくい。SNSでLive Photosを楽しむことはできるのだろうか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.