JR東海は4月21日、東海道・山陽新幹線の停車駅改札口にある電光掲示板を、LEDから液晶ディスプレイに2019年3月から順次変更すると発表した。これまでは発車時刻や番線などしか表示できなかったが、新たに運行状況や運休列車の一覧などを、状況に応じて案内できるという。
通常時は発車時刻や番線、停車駅などを表示するが、自然災害などで列車運行が乱れた場合は表示内容を変更。「運行概況図」「運休列車一覧」「きっぷの取り扱い」などを、一定のタイミングで切り替えながら順に表示できるという。のぞみの停車駅は19年度内に導入を完了する予定。
【訂正】初出時、JR西日本になっていましたが、正しくはJR東海です。訂正しておわびいたします。(21日18:37 編集部)
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