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10年後に生活習慣病になる確率は? 無料診断サービス、東京海上日動が提供
胃がん、大腸がん(男性のみ)、脳卒中、心筋梗塞などの発症率を予測してくれるという。7月上旬に無料で提供を始める。
東京海上日動火災保険は4月27日、10年後の生活習慣病の発症率を予測するWebサービス「からだ予測ナビ 生活習慣病編」を、7月上旬から無料で提供すると発表した。国立研究開発法人国立がん研究センターの研究データを活用し、開発したという。
ユーザーが年齢や身長、体重、生活習慣(食習慣、運動、喫煙、飲酒など)を入力すると、10年後に胃がん、大腸がん(男性のみ)、脳卒中、心筋梗塞などを発症する確率を予測してくれるという。予測結果に応じ、生活習慣を改善するためのアドバイスを表示する機能も備えるとしている。
同サービスは、東京海上日動のWebサイトの「お役立ち・お楽しみ」コーナーで7月上旬から提供する予定。誰でも無料で使えるという。
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