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クラウド請求書「Misoca」基本有料化、SNSログイン不可に……弥生傘下でサービス変更
弥生に買収されたMisocaがサービス変更。料金体系を変えたほか、Twitter・FacebookのIDによるログインは廃止し、弥生IDによるログインに一本化した。
弥生はこのほど、傘下のクラウド請求管理サービス「Misoca」(ミソカ)のサービス体系を変更した。料金プランは基本無料から有料に変更。TwitterやFacebookのIDを使ったログインは廃止し、弥生IDによるログインに一本化した。
Misocaは、請求書や見積書、納品書をWeb上で作成できるクラウドサービスで、シンプルな操作性や、オンラインで作成した請求書を簡単に郵送できる利便性が特徴。昨年2月に弥生が買収を発表した。
5月1日からサービス体系を変更。提供主体はMisocaから弥生に変わり、料金プランも変更した。
新プランは、月5通まで無料で請求書を作成できるが、郵送や決済サービス、ユーザーサポートが利用できない無料プランと、郵送・決済サービスを利用でき、電話やメール、チャットによるユーザーサポートを受けられる有料プランをラインアップした。
有料プランは、月15通まで請求書を作成できる「プラン15」(月額税別800円・年額税別8000円)、月100通までの「プラン100」(同3000円・同3万円)、月1000通までの「プラン1000」(同1万円・同10万円)をそろえた。
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