Microsoftの「Build 2017」直前予測
Microsoftの年次開発者会議「Build 2017」の基調講演は日本時間の5月11日午前0時からライブ配信される。
米Microsoftの年次開発者会議「Build 2017」が米ワシントン州シアトルで5月10日(現地時間)から開催される。10日の基調講演は専用サイトでライブストリーミングする予定だ。ライブは日本時間の11日午前0時スタートだ。
例年通りであれば、基調講演では「Windows 10」の次期アップデート(9月に予定されているコードネーム:Redstone 3)の内容が披露されるだろう。2日に発表された「Windows 10 S」の開発者向け解説も期待できる。
Buildの直前にCortana搭載のスマートスピーカー「Invoke」を発表したことから、Cortana関連の進捗も発表されると予想できる。同社は昨年12月に「Cortana Skills Kit」と「Cortana Devices SDK」を公開している。
2日の「Surface Laptop」発表だけでなく、23日に上海でSurface関連のイベントを予定していることもあり、Surface関連の新ハードウェアがBuildでも発表される可能性は低そうだ。ただ、23日は「Surface Pro 5」(仮)の発表とみられており、「Surface Book」や「Surface Studio」の新モデルはBuildで発表されるかもしれない。また、2日のWindows 10 Sの発表イベントで触れられたサードパーティー製の安価なWindows 10 S端末が披露されそうだ。
MR HMD「HoloLens」についても何らかの発表があるだろう。昨年の「Builed 2016」では、HoloLens開発者版の発売が発表された。
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