「Surface Laptop」は「Windows 10 S」搭載で999ドル、6月15日発売
Microsoftは「Windows 10 S」搭載の13.5インチのオリジナルノートPC「Surface Laptop」を発表した。
米Microsoftは5月2日(現地時間)、「Learn what's next」と題した教育関連の発表イベントで、新Surface端末「Surface Laptop」を発表した。
価格は999ドルからで、(少なくとも米国では)5月2日に予約開始、6月15日に出荷開始だ。
同日発表の軽量OS「Windows 10 S」搭載の初の端末になる。
クラムシェル型でディスプレイは13.5インチ(3:2アスペクト)のPixelSenseで、厚さは9.9〜14.47ミリ、重さは約1.25キロ。ポートはUSB-A、mini DisplayPort、Surface power connectorで3.5ミリのヘッドフォンジャックを備える。
本体はメタリックで、色はプラチナ、ブルゴーニュ、コバルトブルー、グラファイトゴールドの4色だ。
キーボード部分にはアルカンタラ素材を施し、高級感があり、「手を置くと温かい」(パネイ氏)。
開くと起動し、閉じるとスリープする。バッテリー持続時間は14.5時間。MacBookより長いとパネイ氏は誇らしげに語った。
スペックは、プロセッサはIntel Core i5/i7、ストレージは128GB/256GB/512GBのSSD、RAMは4GB/8GB/16GBのオプションがある。
Microsoftは同日、Acer、ASUS、Dell、富士通、東芝、HPなどがパートナーとしてWindows 10 S搭載端末「Windows 10 education PC」を発売することも発表している。価格は189ドルからで、今夏発売の予定だ。
関連記事
- Microsoft、軽量OS「Windows 10 S」発表 「Chrome OS」対抗
Microsoftの「Chrome OS」対抗OSは「Windows 10 S」という名称で、189ドルからの「Windows 10 education PC」に搭載される。 - Microsoft、5月2日に教育関係イベント開催
Microsoftが5月2日にニューヨークで教育関連の発表イベントを開催し、ライブ配信する。教育市場に強いGoogleのChrome OS+Chromebookに対抗するクラウド版Windows 10+Surface Bookが発表されるのかもしれない。 - “Surface Book 2”は普通のノートPCスタイルになる?
ノートPCにもタブレットにもなるSuarface Bookの後継機だが、「一般的なノートPCスタイルになる」との観測がある。しかも、この春には登場しないといううわさも――。 - 「Surface Book」の上位モデル発表 グラフィックス性能2倍でバッテリー16時間
Microsoftが、ハイブリッドノートPC「Surface Book」の上位機種「Surface Book with Performance Base」を11月に発売する。プロセッサはi7でGPUやバッテリーを強化しており、価格帯はSurface Bookより約1000ドル高い。 - Microsoft、Azure好調で増収増益 Surfaceの販売はペースダウン
Microsoftの1〜3月期決算は、売上高はアナリスト予測通り、純利益は予測を上回った。Azureの売り上げが93%増と好調だった。新モデル発売が待たれるSurfaceの売上高は26%減と不調だった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.