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新作「レイダース」で初めて「スプラトゥーン」に触れたマンガ家がその面白さに驚愕! と同時に絶望した理由(1/7 ページ)

 7月23日にNintendo Switch 2用ソフト「スプラトゥーン レイダース」が発売されました。こちらは大人気の「スプラトゥーン」シリーズの最新作であり、スピンオフ作品です。

「スプラトゥーン レイダース」公式サイト©Nintendo|出典:公式サイト

 従来のシリーズが、プレイヤー同士で戦う、PvP(対人)形式のオンラインマルチゲームなのに対し、今作は1人でも遊べる、ステージクリア型のアクションゲームとなっています。PvP形式のゲームが苦手なボクもこれなら楽しめそう! ということで、初めてのスプラトゥーンシリーズをプレイしてみることにしました。

 まず驚いたのが、その戦略性の高さと戦術の豊富さです。本作は謎の島で「オタカラ」を探すプレイヤーの前に狂暴な「シャケ」が立ちはだかるという内容なのですが、物量で押してくるシャケたちはごり押しでは倒しきれません。ステージごとに、適切な装備と立ち回りが必要になってきます。

 このゲームには、100種類以上の「ブキ」(インクを発射する基本装備)に加え、異なる特性を持った3つのタンクと、特別な道具「ガジェット」が登場します。ガジェットを使うと特別な攻撃ができるのですが、多種多様なパーツを付け替えることで性能を強化することが可能。さらにプレイヤー自身を強化できる「秘宝パワー」や、シリーズでお馴染みの「すりみ連合」のうち1人をサポートキャラに選べる要素など、カスタマイズの充実度がすさまじく、ステージ攻略に最適な組み合わせを探すだけでも楽しいです。

 本作には、ステージで入手した武器やパーツでプレイヤーを強化していく、いわゆる「ハック&スラッシュ」的な要素もあるため、同じステージを何周かする必要があります。それでも本作のステージは、普通に探索をするものから、制限時間内にボスを倒すステージ、限られた武器やガジェットを駆使して踏破するパズルのようなステージなど、様々な遊びを提供してくれるので、周回してても飽きることはありません。

 各ステージの長さもボクにはちょうどよく、サクサク遊んでいるうちにいつのまにか時間が溶けてしまいます。UI(ユーザーインタフェース)周りもストレスなく、本作に対して現状大きな不満はありません。さすが任天堂の人気シリーズの最新作といった貫禄です。

 スプラシリーズ初心者のボクは、今作を通じて、武器の特性や使い方、エリアの塗りつぶし方など、これまでのシリーズに関する知見が深まった気もします。そういった意味でも、スプラトゥーンシリーズの入門編として本作をオススメしたい、ところですが……実は今作の戦略性の高さを目の当たりにし、これまで以上にPvP形式の過去シリーズへのハードルが上がったように感じました。

 理由は、一緒にプレイする仲間の足を引っ張りそうだから……。本作が面白いからこそ感じた絶望ですね。

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漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。

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サダタロー
サダタロー

1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。Pixiv(http://pixiv.me/sadataro)やTwitter(@sadafrecce)でも活躍中。

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