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Microsoft、Googleの「マテリアルデザイン」のような「Fluent Design System」発表
「Fluent Design System」は、「Windows 10」の9月の「Fall Creators Update」でお目見えする見込みの新しいデザインシステム。Googleの「マテリアルデザイン」のように、UWPアプリ開発者はこのシステムに準拠することになる。
米Microsoftは5月11日(現地時間)、年次開発者会議「Build 2017」でWindows 10の新しいデザインシステム「Fluent Design System」を発表した。
UWP(Universal Windows Platform)のデザインとユーザーインタフェース(UI)構築のための指針や基礎的構成要素を示す、米GoogleのAndroidのための「マテリアルデザイン」に相当するシステムだ。
「fluent」という単語は、流れるような、雄弁な、緩やかな、というような意味を持つ。専用サイトのサンプルを見ると、現在のWindows 10のデザインよりも立体的だったり、光を使ったり、さまざまなテクスチャを使ったりしている。
開発者はWindows Dev Centerでツールキットなどを入手できる。
Fluent Designは、9月の「Fall Creators Update」で反映される見込みだ。
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