LINEは5月15日、スマートフォン単体でLINEスタンプの制作、販売を行える専用アプリを今夏公開すると発表した。多くのユーザーがスタンプ制作をより簡単に楽しめるようにするという。
専門的なイラスト作成ソフトやPC、ペンタブレットは不要。LINEスタンプの販売に必要なクリエイター登録から、実写スタンプ用の撮影やトリミング、イラストの描画、作成したスタンプの審査申請、販売までを行えるという。
「LINE Creators Market」は、LINEスタンプやLINEアプリの見た目を変更できる「着せかえ」をユーザー自身が販売できるプラットフォーム。LINEによる審査後に、Webサイト「LINE STORE」やLINEアプリ内の「スタンプショップ」で販売できる。
LINE Creators Marketは14年5月にスタートし、3年間で登録クリエイターは230カ国で約72万人、販売中のスタンプと着せかえの数は合計40万セットを突破。売上総額は479億円で、上位10人の累計平均販売額は5億3000万円という。
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