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ホンダ、燃料電池車をタクシーに 走行データを収集、新型車開発に生かす

ホンダが、燃料電池自動車「クラリティ・フューエル・セル」をタクシー会社に貸し出し。運用時の走行データを、新型FCVの開発に生かす。

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 本田技研工業(ホンダ)は5月18日、同社の燃料電池自動車(FCV)「CLARITY FUEL CELL」(クラリティ・フューエル・セル)を、タクシー会社4社に有償で貸し出すと発表した。6月末をめどに提供を始め、得られた走行データを新型FCVの開発に生かす。

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クラリティ・フューエル・セル

 貸し出し先は、帝都自動車交通(東京都中央区)、仙台タクシー(宮城県仙台市)、大宮自動車(埼玉県さいたま市)、日野交通(神奈川県横浜市)。東京都港区、仙台市、大宮市、横浜市周辺で、2020年まで運用する予定。

 ホンダは運用期間中、部品の耐久性、渋滞時の負荷のかかり方、車内エアコンの効き具合などのデータを収集。得られたデータは、米General Motorsと共同開発している新型FCVなどに生かす。将来的には、タクシーだけでなく、ハイヤーやレンタカーなどへ用途拡大を見込む。

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