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LINEとアミューズ、電子チケットサービス検討で合意 「不正転売など課題解決」
チケットの不正転売問題などの課題を解決する「次世代の電子チケットサービス」の創出を目指すとしている。
LINEと、アーティストのマネージメントなどを手掛けるアミューズは5月24日、新たな電子チケットサービスのあり方の検討することで基本合意したと発表した。チケットの不正転売問題などの課題を解決する「次世代の電子チケットサービス」の創出を目指すとしている。
チケットの不正転売問題や公式再販などの課題を解決するとともに、ライブコンサートだけでなく、舞台やスポーツなど「あらゆるライブ産業の発展に寄与する次世代」の電子チケットサービスを目指すという。あらゆるコンテンツホルダーや企業とともに「オープンなサービス」を構築したいとしている。
「戦略的パートナー」として、ライブ事業やチケット販売サイトを手掛けるバンダイナムコライブクリエイティブ、システム開発のテイパーズ、アーティストマネジメントなどと手掛けるエンジンを迎えた。
チケットの高額転売が社会問題になる中、購入者本人のスマートフォンでのみチケットを表示できる電子チケットを導入するアーティストが増えている。ただ、システムや運用はまだ発展途上で、トラブルも頻発している。
最近では、アミューズ所属の星野源さんのライブで、電子チケットを取得するためのアプリのシステムに問題があり、一部のユーザーが、数千円〜1万円の通信料の過剰請求が起きるなどの問題が起きたほか、今年4月に行われたジャニーズ事務所主催のイベントで、電子チケットの読み取り機械の不具合が起きたり、存在しない座席番号が案内されるなどの問題が発生していた。
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