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「Seventeen」モデルなど、SNSで商品宣伝 集英社が“インフルエンサー”事業参入

集英社のファッション誌で活躍するモデルなどが、SNS上で商品やサービスを紹介する。

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 集英社は5月24日、同社ファッション誌「Seventeen」などに登場するモデルやスタイリストを活用したインフルエンサーマーケティング事業を始めると発表した。集英社が企業の依頼に応じてモデルなどを割り当て、SNS上で企業の商品やサービスを紹介させる。「(モデルを多く起用している)出版社ならではの強みを生かす」(同社)としている。

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「Seventeen」公式サイトより

 同社ファッション誌で活躍するモデル、タレントなどを「スペシャルインフルエンサー」、読者モデルや読者ブロガーなどを「読者インフルエンサー」と位置付け、依頼企業に紹介する。女子高校生が対象読者の「Seventeen」「non-no」、20代の働く女性が対象読者の「MORE」など、宣伝内容に応じた雑誌のモデルを起用できる。

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 同様の事業を展開するレモネード(東京都武蔵野市)とも提携。レモネードが抱える、延べ約3000人のインフルエンサーの中から「編集部チョイスのインフルエンサー」を紹介するサービスも提供する。

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「スペシャルインフルエンサー」「読者インフルエンサー」「編集部チョイスのインフルエンサー」の3種類

 モデルなどがSNS上で宣伝する際は、投稿コメントにPR表記を付ける。提供企業との関係性を明示し、いわゆるステルスマーケティング(ステマ)を防ぐという。

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