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App Store、開発者の収益が累計700億ドルを突破
App Storeで、アプリ開発者が稼いだ累計金額が700億ドルを突破。世界全体のアプリダウンロード数は、直近12カ月で70%以上伸びたという。
米Appleは6月1日(現地時間)、App Storeでアプリ開発者が稼いだ累計金額が700億ドルを突破したと発表した。世界全体のアプリダウンロード数は、直近12カ月で70%以上伸びたという。
App Storeは2008年にスタート。17年現在、最も収益が高いカテゴリーはゲームとエンターテインメント。収益の成長率を見ると、ライフスタイル、ヘルスケア/フィットネスは前年比70%超、写真/ビデオは前年比90%近いペースで伸びているという。
Appleは16年6月、それまでニュースアプリなどに限定していたサブスクリプション制アプリ(期間課金アプリ)を、全25のカテゴリーで開発者が提供できるように変更。その後のアプリ利用者の支払い額は、前年同期比で58%増えたという。特に、動画配信サービス「Netflix」「Hulu」や、料理番組を配信する「Tastemade」、写真編集アプリ「Over」「Enlight」などは、ユーザーが長く料金を支払い続ける傾向があるとしている。
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