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マクドナルド、店舗端末の不具合解消 電子マネーなど使えるように
全国のマクドナルド店舗の端末の一部がマルウェアに感染し、電子マネーなどが使えなくなっていた不具合が6月21日に解消された。
日本マクナルドは6月21日、16日未明から続いていた店舗端末の不具合を解消したと発表した。全国のマクドナルド店舗で「dポイント」「楽天スーパーポイント」、電子マネー「WAON」「iD」が利用できない状態だった。
トラブルの原因は、店舗の売り上げなどを管轄するシステムの一部がマルウェアに感染したため。感染により、システムが外部に大量のパケットを発信して通信を圧迫し、電子マネー決済などに障害を引き起こしたという。
同社は「多大なご不便・ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます」と謝罪。おわびとして、26日午後3時から同日の営業終了時間まで、来店者にプレミアムローストコーヒー(ホット/アイス)か、炭酸ドリンクのSサイズを無料で提供する(1人1杯まで)。
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