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「子供の科学」8月号に“電子工作×プログラミング” Scratchでセンサー制御
「子供の科学」8月号で、電子工作×プログラミングを学べる付録が。「ジブン専用パソコン」(別売り)と組み合わせ、「Scratch」を使ったプログラミングが学べる。
子ども向け雑誌「子供の科学」8月号(7月10日発売、税別695円)に、ハードウェアのプログラミングを学べる冊子「電子工作×プログラミング 自由研究BOOK」が付録として付いている。子ども専用PC「ジブン専用パソコン」(別売り)と組み合わせ、初心者向け言語「Scratch」を使ってセンサーなどを制御するプログラミングが学べる。
「ジブン専用パソコン」は4月に発売。教育用に開発された「Raspberry Pi3 Model B」に、キーボードやマウスなどをセットにしたもので、価格は1万1500円〜2万5000円程度(セット内容によって異なる)。ワープロや表計算、インターネット接続など基本機能に加え、Scratchやマインクラフトも利用できる。「子どもにネットやプログラミングを経験させたいが、家のPCを壊されても困る」というニーズにはまり、予想を超える人気を博しているという。
8月号の付録では、LEDの光り方を制御するプログラミングや、室温が高くなると警報ランプとともにファンを回して風を送る温度センサーのプログラミングなど、6つの実験と2つの応用工作を紹介している。
子どもの科学は創刊93年目の老舗科学誌。最近は、Scratchを使ったゲーム作りや、専用キットを使ったロボット作りなどのコンテンツが人気を集めているという。
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