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Twitter、ようやく新CFO(最高財務責任者)を指名
Twitterが、COO退社後アントニー・ノト氏が兼任してきたCFOの座に、Goldman Sachs出身のネッド・シーガル氏を迎えた。
米Twitterは7月11日(現地時間)、新CFO(最高財務責任者)としてネッド・シーガル氏(43)を迎えると発表した。
同社は、2016年11月にアダム・ベインCOO(最高執行責任者)の退社でアントニー・ノトCFOがCOOを引き継いだときから新CFOを探していた。
シーガル氏は、ジョージタウン大学卒業後、米Goldman Sachsで約17年のキャリアを築き、現在は米Intuitで財務担当上級副社長を務める。同氏は自身のTwitterで、8月にTwitter入りするとツイートした。
ノト氏もTwitterに入社する前はGoldman Sachsに約4年間務めていた。
同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、シーガル氏の年俸は50万ドル(約5700万円)で、さらにサインオンボーナス(入社後1年以内に退職すると全額返還するボーナス)として30万ドル上乗せされている。また、約80万株のTwitterの制限付き株式も供与する。
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