東京商工リサーチによると、「ねぞうアート」ブーム火付け役で、漫画家の角南(小出)真朱氏が代表を務める企業・ハハノマドが7月26日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約2000万円。
角南氏は、寝ている赤ちゃんの周りに小物を置くなどして寝相ポーズに合った背景を演出し、写真を撮ってSNSにアップする「ねぞうアート」の火付けで、ねぞうアートに関する著書もある。
ハハノマドは2016年6月創業。「ねぞうアート」や変身写真を撮ったり遊んだりできるキッズスペース「ねぞうアートらんど」を都内で運営していたが、思うように売り上げが上がらず資金繰りも限界に達し、事業継続が困難になったという。
関連記事
- 映画「20世紀少年」「蟲師」などプロデュース アグンが破産
映画「20世紀少年」「蟲師」などのプロデュースに携わった映画企画・制作・配給会社アグンが破産した。 - クラウドファンディングで資金集めていた「そらゆめ」が破産
アニメグッズなどのクラウドファンディングサイト「CROSSクラウドファンディング」運営元のそらゆめが破産。破産開始決定後も、クラウドファンディングサイトで支援募集が続いていた。 - 「聖子ちゃんカット」で知られる美容室、運営会社が破産
美容室「HAIR DIMENSION」を運営するヘアーディメンションホールディングスが破産。 - 「アーウィン女性探偵社」経営会社が破産 SEO対策費の削減が裏目に
SEO対策費を削減したことで、受注機会の減少を招いたという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.