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Google、Snapを300億ドルで買収しようとしていたとのうわさ
2013年にFacebookからの30億ドルでのオファーを断ったSnap(旧Snapchat)に、2016年のIPO前にGoogleが300億ドルでの買収を持ちかけていたとBusiness Insiderが報じた。
米Googleは昨年、米Snapが株式公開する前に同社を買収しようとしていたと、米Business Insiderが8月3日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。少なくとも300億ドルを提示していたという。
Snap(当時はSnapchat)に対しては、2013年に米Facebookが30億ドルでの買収を提案したことが知られている。
Business Insiderによると、Googleが買収に関心を持っていたことはテクノロジー業界では“公然の秘密”だったという。
この話がどこまで進んでいたかは不明だ。GoogleはBusiness Insiderに対し、コメントを拒否した。
この記事を受けて、Snapの株価は上昇した。
Googleの持株会社であるAlphabet傘下の投資企業CapitalGは、Snapに出資している。
Googleはこれまで、何度かSNSを立ち上げているが、Google+以外は終了した。
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