どこでもスマホ充電 紛失も防ぐ「IoTスーツケース」 9月発売
スマートフォンの充電や、紛失・盗難を防ぐアプリと連携する「IoTスーツケース」が登場。8月7日から予約販売。
スマートフォンの充電や、盗難を防ぐアプリとの連携ができる“IoTスーツケース”「マックスパス スマート」を9月15日に発売すると、旅行バッグなどの製造卸のエース(東京都渋谷区)が8月7日に発表した。ソフトバンクが運営するDoT.のWebサイトで7日から購入予約を受け付ける。7万1280円(税込)。
スーツケース本体上部に、容量5000mAhのリチウムイオンポリマーバッテリーを内蔵。最長約100センチのMicro USBケーブルを備え、空港で電源が見当たらないときなどにスマホを充電できる。
出力は、急速充電やタブレットに対応する2.1A。2ポート搭載だが「充電時のパワーが落ちるので2台同時充電は推奨していない」という。
モバイルバッテリー自体の充電には別売りのケーブルが必要。航空機を利用する際はバッテリーを取り外して機内に持ち込むよう、エースは案内している。
スマホとBluetooth接続し、専用アプリ「TrackR」(iOS/Android)と連携する機能も。スーツケースとスマホが約30メートル離れると、双方からアラートが鳴る。Bluetooth通信の範囲外に置き忘れたときは、他のユーザーを通じて位置情報を取得できる「Crowd Locete」機能が使える場合もあるという。
本体サイズは39(幅)×25(奥行)×51(高さ)センチ、重量は3.5キロ。容量は39リットル。カラーは、ブラック、ウォームグレー、シルバー。本体上部にスマホを立てかけられるスタンドも搭載する。
9月1日からはプロテカ日比谷店(東京都千代田区)とエースオンラインストアでも先行販売する。
関連記事
- KDDI、IoT通信ベンチャーのソラコムを買収
IoT機器向けに格安SIMを提供しているベンチャー企業・ソラコムをKDDIが買収する。 - 楽天、中国民泊大手「途家」と提携 訪日旅行者の需要狙う
楽天グループの民泊事業会社が、中国民泊大手「途家」(トゥージア)と業務提携。訪日中国人旅行者のインバンド需要拡大を狙う。 - テレビの信頼度は過去最高、ネットは最低に――博報堂「こども20年変化」
テレビの信頼度は過去最高、ネットは過去最低に――博報堂がこのほど行った、小学4年生〜中学2年生を対象にした調査「こども20年変化」で、こんな結果が出た。 - 顔認証で入国 羽田空港に専用ゲート 10月から
10月中旬から、羽田空港の入国審査に「顔認証ゲート」が導入される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.